岩崎、プロ初のリリーフ登板で1回0封 来季へ新たな可能性
「阪神3-6DeNA」(17日、甲子園球場)
急造リリーフが仕事を果たした。17日に出場選手登録されたばかりの阪神・岩崎が、レギュラーシーズン初の救援登板。1回1安打無失点にまとめ「いろいろ考えてやっていきます」と語った。
出番は3点ビハインドの九回。先頭・桑原に遊撃内野安打を浴びたが、連打は許さない。強気に腕を振り、関根はスリーバント失敗、ロペスは一邪飛に仕留めて2死。筒香は三邪飛に打ち取り、逆転サヨナラ勝利へ望みをつないだ。
プロ3年目、通算46試合目の登板で初リリーフ。ポストシーズンでは昨季のCSファーストS(10月10日・巨人戦、東京ドーム)で経験がある。その試合では2回1安打無失点に抑えている。
金本監督は来季を見据えての起用かとの問いに「それも含まれている」と説明。前日には香田投手コーチも「中継ぎ?そういうプランもあります」とシーズン残り試合での起用方針に言及していた。岩崎は今季、先発で3勝を挙げているが、敗戦の中、来季へ向けての新たな可能性が浮上してきた。