タテジマ一筋18年の福原が引退会見 「強いタイガースをつくってほしい」
阪神・福原忍投手(39)が23日、西宮市内のホテルで会見を開き、今季限りでの引退を発表した。タテジマ一筋18年間の現役生活に別れを告げる決断を下した右腕は時折、涙で声を詰まらせながら心境を語った。
背番号28のユニホーム姿で会見に臨んだ福原は冒頭、自らの口で「私、福原忍は今シーズンをもって現役を引退します。いろいろな方に支えられて18年間、現役を続けることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました」と報告した。
一番の思い出には2度のリーグ優勝を挙げた。一方でやり残したこととして「日本一になれなかった。後輩にはぜひ日本一になってほしいですし、そのために練習して、強いタイガースをつくってほしい」と夢を託した。
福原は広陵から東洋大を経て、98年度ドラフト3位で入団。03、05年の2度のリーグ優勝に貢献した。中継ぎ転向後は、11年から5年連続で50試合登板を達成するなどフル回転で活躍。14、15年は最優秀中継ぎ投手に輝いた。
今季も開幕からセットアッパーとして期待されていたが、8試合に登板しただけだった。4月20日に出場選手登録を抹消されて以降は2軍で調整を続けていた。
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