「皆に支えられた野球人生だった」 福原の一問一答(3)
阪神・福原忍投手(39)が23日、西宮市内のホテルで会見を開き、今季限りでの引退を発表した。タテジマ一筋18年間の現役生活に別れを告げる決断を下した右腕。背番号28のユニホーム姿で臨んだ会見では時折、涙で声を詰まらせながら心境を語った。会見での一問一答は次の通り。
-タイガース一筋の18年間を振り返って。
「いろいろケガをしましたし、苦しい時期もあったんですけど、新人で入ってきた時に使っていただいた野村監督に感謝していますし、本当に苦しい時期に支えてくれたチームメートにも感謝しています。こういう記者会見をさしていただき、球団にも感謝しています。皆に支えられた野球人生だったと思います」
-数々の監督の下でプレーして、何か心に残っている言葉は。
「入団した当初に野村監督から『ピッチャーの原点を一生懸命、練習しなさい』ということを今でも心に残っていますし、今でもずっと練習しています」
-18年間で一番よかった思い出は。
「2回リーグ優勝という経験をさしていただいて、すごいよかったです」
-先発から中継ぎ、セットアッパーとしても活躍。最年長で最優秀中継ぎのタイトルも獲得した。
「自分でも本当にタイトルを取れると思っていなかったですし、本当に皆の支えがあって取れたタイトルだと思います」
-やり残したことは。
「2回リーグ優勝を経験させていただいたんですけど、日本一になれなかったこと。それがあります」
-日本一は後輩に託すことになるが、若い後輩たちへメッセージは。
「ぜひ日本一になってほしいですし、そのためにしっかり練習をして、強いタイガースをつくってほしいと思います」
関連ニュース

編集者のオススメ記事
タイガース最新ニュース
もっとみるミルクボーイが甲子園グルメ大使に就任 球団が発表 甲子園球場公式SNSでPR動画を公開
元阪神の久慈照嘉氏が台湾・富邦の特別コーチに 球団が公式HPで発表 林威助副GMが招へい
阪神・才木が今季初登板へ「すごく楽しみ。自分のやることをできたら」投手指名練習に参加
阪神・ドラ1伊原 鮮烈デビュー 圧巻2回1安打0封 得点圏に走者背負うも堂々モンテロK斬り
阪神・藤川監督「また火曜日から」2安打完封で初黒星もサバサバ 2勝1敗上々スタート ナインも前向き
阪神・門別 苦投111球 粘投2失点も課題「もっともっと練習を頑張りたい」初勝利お預け
阪神・梅野 バズーカ&初安打!今季初出場で躍動 ドラ1伊原を称賛「落ち着いてやってくれた」
「陵人の選んだ道は応援しようと決めていた」阪神・ドラ1伊原の父・伸さん手記