藤浪継承“福原魂”「引退するまでストレート勝負」
阪神・藤浪晋太郎投手(22)が23日、甲子園室内練習場で汗を流し、福原の現役引退を惜しんだ。40歳シーズンまで速球派を貫いた姿は若きエースにとってあこがれ。感謝の思いは尽きない。福原から受けた助言を生かし、さらに飛躍する。
突然のショッキングな知らせだった。現役引退を決めた福原に感謝の思いは尽きない。今季7勝目から一夜明け。キャッチボールなど軽めの調整を終えた藤浪が、大先輩へ尊敬のまなざしを向けた。
「(プロに)入ったときからお世話になった先輩なのですごくさみしいです。ロッカーが隣で(試合に)勝っても負けてもアドバイスをもらいました」
大きな背中だった。プロ1年目は何度もベテランセットアッパーに助けられた。毎試合のようにマウンドに上がる姿を見て、「できるだけ長いイニングを投げて、リリーフの方に休んでもらいたい」と完投へのこだわりを強くした。成長するにつれ、ハードルは高くなっていく。エースとして期待されるからこそ「晋太郎の日は休みやと思ってる」と冗談交じりに、完投指令を受けたこともあった。
昨季の覚醒も福原のアドバイスがきっかけだ。6試合、白星から遠ざかっていた5月。神宮外苑での試合前に練習を誘われ、三塁から一塁へ、黙々と送球練習を繰り返した。
「こうした方がいいんじゃないかと思うことをね。シュート回転のボールが多いので、本人の感覚もあるけれど。自分も若いときはいろんなことを教えてもらったから」
当時福原はそう明かしていた。藤浪は翌14日ヤクルト戦(神宮)で久々の白星。終わってみれば14勝7敗、防御率2・40の好成績。沢村賞にノミネートされるなど3年目で最高のシーズンを送った。
「本当にいろいろなアドバイスをいただきました。間合いの取り方、投球術。いろいろ教えてもらいました」
140キロでも空振りを奪う姿に、改めて、球速より球質が大事と気づかされた。40歳シーズンまで速球派を貫いた生きざまも、しっかり目に焼き付けた。
「ピッチャーのあこがれだと思う。プロ野球を引退するまでストレート勝負できることはなかなかない。速球派投手の目標であり、あこがれであり、理想の形だと思います」
数え切れないほどの金言は必ず、野球人生に生かすつもりだ。
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