金本監督、1位の大山「ヤクルト・山田にちょっと似ている」会見一問一答

指名へ向け、席につく阪神・金本知憲監督(左)=東京都港区の新高輪プリンスホテル
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 「プロ野球ドラフト会議」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)

 阪神は1位で白鴎大・大山悠輔内野手(21)を単独指名した。桜美林大・佐々木千ら即戦力投手を指名すると見られていたが、まさにサプライズ指名だった。

1位指名終了後に行われた、金本監督の会見での一問一答は以下のとおり。

 -去年のドラフトでもいろいろありまして、大きな歓声を受けたが、今年の歓声は少し違ったのでは。

 「そうですね。意外な歓声だったんじゃないですか」

 -今年は投手豊作の年といわれている中で野手を1位指名した。

 「今のチームの現状を見たときに、若手のホープといいますか、投手と野手の数といいますか。皆で検討しまして、やっぱり弱点というか、ウイークポイントは野手だということで、野手でいこうと満場一致で決まりました」

 -大山の1位指名はいつ決まった。

 「今日ですね」

 -今日の本当に直前ですか。

 「そうですね。お昼ぐらいですね」

 -大山はどんな選手。

 「右の大砲候補といいますか、本当にバッティングがしなやかで強く、タイプ的にはヤクルトの山田選手にちょっと似ているかなという、そんな雰囲気があります」

 -来季1年目からどんな活躍に期待したい。

 「できるだけ早く活躍してほしいですけど、なかなか1年目からというのは厳しいと思うんですけど、できるだけ早く1年目からバンバン甲子園で暴れてほしい」

 -今年は若手の起用もあったが、超変革の下、来季に向けてのドラフトはどういったところがポイントか。

 「基本的にはピッチャーだったんですけど、うちのチーム事情から野手にいこうということになりまして、まだ今回のドラフトも2位、3位とありますので、またちょっとあるんじゃないですか」

 -楽しみにしているファンへ、この後のドラフトはどういったところを見ていけばいいか。

 「まあ、見て下さい」

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