青柳 新人クン、約300冊“漫画部屋”へおいで 「貸してあげますよ」
阪神・青柳晃洋投手(22)が22日、新人たちのためなら喜んで“漫画部屋”を解放する考えを明かした。秋季練習が休日だったこの日、鳴尾浜で取材に応じ「僕も先輩に良くしてもらったので、後輩が入ってきたら普通に接してあげたいですね。部屋に来るなら(漫画を)貸してあげますよ。向こうから来ればいい」と穏やかな表情で話した。
今年1月の入寮日に漫画約300冊を持ち込んで話題に。お気に入りは「試合前や息詰まったりしたときに読む」というあだち充作「H2」と、「主人公のひたむきな姿を見ていると、頑張らないといけないという気持ちになる」という寺嶋裕二作「ダイヤのA(エース)」。
シーズン中も青柳の部屋は大人気で「竹安や板山が来ていた」と漫画を通じて同期たちと交流を深めてきたという。「小野は大学時代に名前を聞いたことがあります。いいピッチャーだと思います」とドラフト指名選手もチェック済み。先輩らしく、新人たちに門戸を開くつもりだ。