金本監督が伊藤智似と評したのは…ドラ3才木ではなく「小野やで」
「伊藤智仁(ヤクルト投手コーチ)」と評したのは、小野のことでした-。阪神・金本監督は23日、ドラフト2位・小野(富士大)が明治神宮大会東北地区代表決定戦で連投して完投勝利を挙げたことを聞き、「タフやね。大丈夫?それは(体を心配する意味で)喜んでいいの?(笑)」と笑顔を見せた上で、右腕に関して話し始めたが…。
「この前、伊藤智に似てると言ったのは小野のことやで。小野のテークバック見てみ?伊藤智そっくり」
これは21日に、ドラフト3位の才木の指名あいさつが行われる前のこと。秋季練習後に金本監督が「伊藤智仁みたいなテークバックで」と評した談話を、報道陣が才木のことと勘違いして掲載した形に。もちろん、才木への期待は変わらず大きいが、伊藤智仁と重なったのは小野の方だった。
2戦連続で先発した右腕の起用法は未定。「短いイニングの方が力を出せるタイプなのか。まだ分からん。(今後)適性は見ていくでしょう」と話しながらも、「あれは伸びしろがある」と高く評価していた。