藤浪、課題はツーシームの軌道 WBC公式球、まだ手探り

 「阪神秋季キャンプ」(3日、安芸)

 阪神の藤浪晋太郎投手(22)が3日、ブルペン入りして秋季キャンプで最多となる86球を投げた。今後は実戦登板がないためで、10日から始まる侍ジャパンの強化試合へ向けて、WBCの公式球でツーシームの曲がり幅など確認した。

 「もう実戦はないので。しっかり投げられるかなと思って」。1日の紅白戦登板を踏まえた反省点を確認。ただ、課題も残った。

 カットボールなどは曲がり幅を把握できているが、ツーシームの軌道だけはまだ手探り状態だ。「なかなか思い通りにいかない。すごく動く。自分のツーシームはシンカー気味にちょっと垂れるので難しい」。強化試合まで1週間を切っており、残された時間で修正を目指す。

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