虎に骨を埋める!虎の新守護神候補・メンデスにダルの金言
阪神は27日(現地時間26日)、ドミニカ共和国サントドミンゴ市内でロマン・メンデス投手(26)と選手契約を締結したと発表した。背番号は未定で、1年契約で年俸は7500万円。メンデスは広報を通じた談話の中で、レンジャーズ時代の2014年にチームメートだったダルビッシュから「金言」をもらったことを明かし、日本に骨を埋める覚悟で阪神の優勝に貢献する強い意欲を見せた。
タテジマと共に、新たな夢を追う。この日、阪神がメンデスとの契約締結を発表。チームにとっては、守護神候補となる期待の右腕であり、メンデスにとっては念願のチャレンジを踏み出す新たなチームとなる。
「契約が決まって、本当にうれしいです。日本の野球に興味があり、これまでダルビッシュ投手や藤川投手と話してきました」
広報を通じた談話からも、メンデスの高鳴る思いが伝わってくる。ずっと日本でのプレーに興味を抱いていた。レンジャーズでは、14年にダルビッシュとプレーし、藤川とは15年のスプリングキャンプで練習した間柄。そういった関わりがあった中、今回の阪神移籍に伴い、一つの「金言」を思い返していた。
「ダルビッシュ投手には、2014年に私が日本に行きたいと言った時に『日本の野球はメジャーと同じくらいレベルが高いが、そうなったら日本でキャリアを終えるぐらい頑張れ』と言われたことを思い出します。2年たって、今それが実現できました」
日本の野球を下に見ることなく、成功への意欲に満ちている。10月下旬から参加していたドミニカ共和国のウインターリーグでは、11日までに中継ぎだけで8試合に登板。1勝0敗、防御率1・08という成績で状態に不安はない。
「ストレートで打者を攻めていくのが私のスタイルです。チームの勝利、優勝に貢献できるよう頑張ります」とメンデス。最速159キロという直球を武器に、骨を埋める覚悟で阪神にやってくる。