高山、新人選手の“先生”になる セ新人王が指南役「分からないことは聞いて」

 阪神・高山俊外野手(23)が3日、自主トレを行った鳴尾浜でプロの先輩として新人選手の指南役を引き受ける考えを明かした。5日に今秋ドラフトで指名された8選手の新入団会見が行われるが「僕も去年は分からないことだらけだった。そういうことは聞いてくれたら」と助言を惜しまない姿勢を示した。

 昨年の12月7日、金屏風(びょうぶ)の前で背番号9の縦ジマに初めて袖を通した。「早かったですね。もう1年かという感じがします」と率直な思いを口にする。人気球団の阪神は報道陣の数が多い。グラウンド内外で他球団とは段違いの注目度であることを体感した1年でもある。

 「僕は1年たっても全く慣れていないですけど」と言いながらも「いろいろ思うことはあります。直接聞かれたら、答えられる範囲では全部答えようと思います」と準備はできている。プロ1年目から結果を残した高山の言葉は後輩の新人にとっても心強い限りだ。

 同時に「1軍の28人という枠を考えると皆がライバルなので負けたくない」と意地ものぞかせた今季のセ・リーグ新人王。「アドバイスはする機会があればしようとは思いますが、僕は野球をしに来ているので一緒に頑張りたい」とチームの勝利のために共闘を誓っていた。

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