ドラ2小野「28」背負う!江夏、福原らに「負けないように」
阪神のドラフト2位・小野泰己投手(22)=富士大=が伝統の背番号「28」を背負うことが5日、発表された。新入団発表会で初めてユニホームに袖を通し「プレッシャーのある番号。(先輩方に)負けないように、これから自分の番号にできたらいいなと思う。1年でも長くプロの世界で活躍できる選手になりたいです」と意気込んだ。
阪神では江夏、中田、そして今季限りで引退した福原(現2軍育成コーチ)らが背負ってきた番号を託された即戦力右腕。福原は入団1年目の99年に10勝を挙げる大活躍を見せたが「それは調べていたので知っていました。『28』をつけるからにはそれくらいの覚悟でやっていきたい」と力強く話した。
直球にこだわり続けるスタイルも福原と似ている。「そういう意味ではうれしかったですし、よかったです」。先輩と同じように、自信のある直球を武器に勝ち星を積み重ねていく考えだ。
新人王獲得にも意欲を見せた。この日の記者会見でドラフト1位・大山が獲得を宣言したが、「若い選手が出てくるのはチームにとってもいいことだと思うし、同級生と競い合っていきたいです」と小野。負けず嫌いの性格に火がついた。
くしくもこの日、同い年の日本ハム・大谷が2億7000万円で契約を更改したが、「そういう選手になりたいです」と追いつけ追い越せ。「28」を自分の色に染めて、スター街道をひた走る。
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