新助っ人・キャンベルは成功する!元オリックスのメッツ・コリンズ監督が太鼓判

 阪神の新外国人、エリック・キャンベル内野手(29)が6日(日本時間7日)、古巣メッツのテリー・コリンズ監督(67)から日本での活躍に太鼓判を押された。07~08年途中までオリックスを率い、日本の野球をよく知る指揮官は「一生懸命」が持ち味の教え子の成功を心待ちにした。

 14年5月のメジャーデビューからそばで見てきた教え子の門出。かつて指揮したオリックスと同じ関西を拠点とする阪神との契約を、コリンズ監督は喜んだ。

 「私はエリックがそこ(阪神)でプレーする機会を得たことをうれしく思っています。野球をするには素晴らしい場所ですから」

 米大リーグの球団関係者が一堂に会するウインターミーティングの会場。各球団の監督による個別会見に出席したコリンズ監督は、ぐるりと取り囲んだ日米報道陣を見渡し、確信に満ちた表情でこう言った。

 「彼は日本の選手と同じように一生懸命にプレーする。すべての打席で全力疾走するだろう。彼のことだから大いに楽しむと思うよ」

 常に全力プレーを心掛け、野球に対して真摯(しんし)に取り組む姿勢。キャンベルが日本の野球に向いている選手であることを力説した。

 コリンズ氏自身は07年に来日し、オリックスの監督に就任した。しかし、2年目の08年5月、成績不振を理由に辞任。志半ばで日本を離れる結果となったが、そこで培った経験はメッツでの15年のワールドシリーズ進出、今季の2年連続プレーオフ出場へとつながっている。

 日本での成功のカギは?そう問われた指揮官は「そうだね、まずは日本の試合に慣れることですね」とアドバイス。「そうすれば向こう(日本)でもいい選手になれる。彼は万能選手だからどこでも守ることができるしね」。プロ1年目から一塁、三塁、左翼と複数のポジションを任されてきた選手の持つ多様性、適応力の高さを説いた。

 新天地の阪神では「4番・三塁」として期待されている。プレッシャーもかかるが「彼ならうまくやれる。楽しみにしていますよ」。教え子の活躍に、コリンズ監督は力強く太鼓判を押した。

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