阪神、戦力外助っ人の再契約を検討
阪神・四藤慶一郎球団社長が13日、保留選手名簿掲載を見送ったラファエル・ドリス投手との再契約を検討する方針を示した。
前日12日、高野球団本部長がドミニカ共和国ウインターリーグの視察から帰国。西宮市の球団事務所で取材に応じた四藤社長は「まだ詳しい報告は聞いていないが、いろいろ視察はできたようだ」と説明。ドリスについても「確認できた。(右肘の)手術後の状態も回復しているみたい」とし、契約に関しては「これから検討します」と話した。
ドリスは来日1年目の今季34試合に登板して3勝3敗8セーブ、防御率2・12と好成績を残していたが、不調を訴えていた右肘の診察と治療のため、9月末にドミニカ共和国に帰国。10月に手術を受け、11月30日が提出期限の保留選手名簿からは外されていた。
同投手との再契約の見込みについて四藤社長は「契約はいったん解除したから、また条件交渉になるので分からない」と話すにとどまった。