虎社長がマテオに“激太り厳禁”指令!絞れた7月以降は26戦登板で自責1
激太り来日はNO!阪神・四藤慶一郎球団社長(56)が20日、一部でささやかれているマルコス・マテオ投手(32)のウエートオーバーについて、不安を一蹴した。「気をつけるように言ってると思うよ。本人も分かっていると思う」。2月1日のキャンプインまで約2カ月。ぽっこりぐらいなら構わないが、激太りはご法度だ。
今季マテオのおなかは少しずつ、前へ前へ突き出ていった。その要因が日本食だ。あまりにおいしくドミニカンの口に合ったため、ついつい、食べ過ぎてしまったようだ。
「最初はね。でもその後、夏場以降は割と絞れていたんじゃないかな。そこから調子を上げていったから。その辺を心配しているんじゃないかな」
公称107キロのベスト体重をキープできれば、来季の活躍は間違いないはずだ。四藤社長が指摘したように、7月以降は26試合の登板で自責点わずか1。前半戦の不安定さがウソのように、快投を続けた。
来季は新外国人メンデスとクローザーの座を争う。守護神はシーズンを通して固定できなかったウイークポイントだけに、春季キャンプからハイレベルな競争が期待されている。
球団には苦い過去がある。昨年メッセンジャーがウエートオーバーで来日し、不本意なシーズンを過ごした。同じ過ちを繰り返したくない。マテオは来年1月下旬に来日予定。果たしてこのオフ、節制できたのか-。到着ゲートに降り立つ助っ人のおなかに要注目だ。