阪神・藤浪、酉年にちなみ「肩、肘が“飛ばない”ようケアしていきたい」

キャッチボールをする阪神・藤浪晋太郎=大阪桐蔭高校のグラウンド(撮影・田中太一)
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 阪神の藤浪晋太郎投手(22)が4日、大阪府大東市内の大阪桐蔭グラウンドで自主トレを公開。プロ5年目の自覚を口にした。

 甲子園の春夏連覇を達成した原点の地。キャッチボールに坂道ダッシュなど約3時間、入念に汗を流した。昨季はプロ入り後ワーストの7勝11敗で、防御率は3・25。チームも4位と低迷し、悔しいシーズンを経験した。「昨年は自分としても、チームとしても納得できない1年だった。1年間、頑張りましたと胸を張れるシーズンにしたい」と、雪辱を誓う2017年。着々と準備を進めている。

 今オフはレンジャーズ・ダルビッシュとの合同自主トレにも参加し、6キロの増量にも成功した。体重は現在も維持できており、自身に対する期待も高いという。目標は「200イニング」。今後はWBC日本代表に選ばれるか否かで流動的だが、例年より早くブルペン入りするプランを明かすなど、急ピッチで調整を進めている。

 「最高のプレーができる準備をしたい」と、初投げとなったキャッチボールでも国際球を使用。40、50メートルの距離で力強い球を投げた。元日に引いたおみくじは「大吉」。酉年にちなんで「肩、肘が“飛ばない”よう、しっかりケアしていきたい」といって会見を締めた。WBC世界一奪還から12年ぶりリーグ優勝と、フル回転でチームに貢献する覚悟。真価の問われる1年を前に、虎の大黒柱が力強くスタートを切った。

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