ドラ2小野“番長投法”で新人王だ!三浦氏の「制球は低めから」に感銘
阪神のドラフト2位・小野泰己投手(22)=富士大=が11日、東京ドームホテルで行われた「NPB新人研修会」に、他のルーキーらと共に参加した。講義の最後に登場した前DeNA・三浦大輔氏(43)の言葉に聞き入った右腕は「番長投法」で新人王獲得を目標に掲げた。
伸びのある真っすぐが武器だが、まだ完璧な制球力は身についていない。徹底した低めへの意識で通算172勝を積み上げたレジェンドの「制球は低めから徐々に上げていく感じ」という言葉に感銘を受けた。
「自分は高めから徐々に(低めに)制球していましたが、新たな発見になりました。それも試していこうかなと思います」
この日の午前中は東京ドーム内にある野球殿堂博物館へ。そこには高山の新人王記念ボールも飾られていた。「(新人王を)一つの目標としてやっていけたら。自分のモチベーションにもなると思う」。大山だけじゃない。小野が投球術を習得し、新人王を目指す。