原口 とんねるず石橋から“帝京魂”注入!「頑張れよ」の言葉胸に正妻獲る
帝京魂で定位置奪取や!阪神・原口文仁捕手(24)が11日、甲子園の室内練習場で自主トレを公開。今季の目標に、捕手として100試合出場を掲げた。昨年末には母校・帝京高の先輩、とんねるずの石橋貴明らOBが都内の飲食店に集まり、食事会を開催。「頑張れよ」という言葉を胸に、シンデレラストーリー第2章を紡いでいく。
8年目の目標は、捕手として100試合以上に出場すること。冷気が充満する室内で、原口がはっきりと言った。阪神では13年の藤井以来、100試合に出場した捕手はいない。昨季、87試合でマスクをかぶった男がレギュラー獲りへ挑む。
「昨年は『育成上がり』という目で見られていたと思うんですけど、今年はされない。厳しく見られると思うので、そういうところで課題をクリアして成績を残していきたい」
不安視されていた右肩の状態も良好だ。この日は40メートルの距離でキャッチボールを行い、順調な調整ぶりをアピール。昨季の打率・299、11本塁打、46打点の打棒を再び発揮できれば目標もグッと近づく。気合も十分だ。
昨年末、都内の飲食店で「帝京会」が開かれた。同校野球部OBのとんねるず・石橋を中心に日本ハム・杉谷、DeNA・山崎康も参加。原口も出席し、「高校時代の昔話をしました」と母校の話題に花を咲かせた。石橋からは「頑張れよ」と激励され、テレビ番組などでおなじみの「帝京魂」を注入された。
帝京野球部は、春夏通じて甲子園出場26度を誇る名門。猛練習で心身を鍛え上げ、どんな逆境にも耐えうる魂を磨き上げるのが同校野球部の信条だ。原口も厳しい練習に耐え、2009年夏の甲子園では8強にまで進出。高校3年間で野球人・原口の土台を築いた。
「キャッチャーというポジションは1つしかありませんけど、そこで勝負したいという思いは強いですね」
2日にテレビ朝日系で放送されたスペシャル番組「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」のリアル野球BANは自宅で視聴。「結果を残して呼んでもらえるようにしたいです」と笑顔で誓った。12日からは三重・伊賀で俊介と合同自主トレを開始する。絶対に諦めない心で、今年も自らの新境地を切り開く。