ドラ1大山あるぞ結果残せば1軍帯同 金本監督が明言
金本監督は全体練習終了後、ドラフト1位の大山悠輔内野手(22)=白鴎大=に“居残り指導”を行った。体が前に流れる打撃フォームのクセを修正させた指揮官は、結果を残せば1軍に帯同させるプランを明かした。
当初は1軍の雰囲気や空気を体験させ、成長の糧にするための昇格と見られていた。金本監督は「もちろん、そういう要素もある」と前置きした上で「でも結果を残せば、打っているものを(2軍に)下げるわけにはいかんし」と明言した。
チャンスはリーグ戦再開後、自軍の先発投手が再登録されるまでの最大6試合。代打や本職の三塁ではなく、一塁や外野での起用となる見通しだ。オープン戦時は体作りを優先させるため、結果を残しても2軍に行かせたが「体重も5キロ増えているし。しっかり体を作ってきた」と、今では戦力の1人として見ている。
だからこその直接指導。約15分、首脳陣が見守る中でカーブマシンを打ち込んだ背番号3は「1日、1日を全力で。目の前のことをしっかりとやっていきたい」と力を込めた。「(ドラフトで)取っていただいたからには、チームに貢献したい」と真っすぐな目で思いを吐露する。
「大きく育てたいし、小器用に早く小さくまとめようとは思っていない」と語った指揮官。将来の中軸候補としての期待は大きい。
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