阪神・高橋、最速151キロ!4回1失点 体調不良で17日ぶり登板も上々
「教育リーグ、ソフトバンク1-3阪神」(10日、タマホームスタジアム筑後)
阪神・高橋遥人投手(24)が10日、教育リーグ・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)で先発。予定通り4回を投げて2安打1失点、5奪三振だった。最速は151キロをマークし、無四球だった。4日・広島戦は疲労を考慮され、登板回避となったが、この日の投球で復調をアピールした。
57球に確かな復調の気配が漂っていた。2月22日の中日戦以来、17日ぶりに登板した高橋が今年最長の4回を投げ2安打1失点、5奪三振。「四球を出さずに、基本ストライク先行で4イニングを投げ切れたことが大きい」と安どしていた。
最速151キロ。数字からも全くのブランクを感じさせない。二回1死で古沢にはカウント1-2からの4球目、151キロの内角低めで見逃し三振。「そういうボールを1試合通して投げきらないと」と気を引き締めた。
変化球の試投も積極的に行った。持ち球を隠さず投じ、打者の反応をうかがい「いろんなボールを投げ、このボールも使えるかなと思ったことが何回もあった」と収穫を得た。ただ、初回にカーブを内川に左前へ運ばれ、三回には上林に中堅フェンス直撃のランニング本塁打を浴びた。「精度をあげなきゃ」と実感した。
初の開幕ローテに向け、強い意気込みが感じられた。3月20日の開幕戦は延期されることが決まったが、高橋は疲労回復に努めた期間中も「行かなきゃ」と3・20開幕、ローテ入りを想定して調整に励んできた。
次回登板は未定だが、17日からの練習試合・オリックス3連戦(舞洲)で投げる可能性がある。「しっかり長い回を投げられるように」。開幕ローテの一角として、万全な状態に仕上げていく。
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