阪神育成小野寺“プロ初盗塁” ９番右翼でスタメン抜てき
「オープン戦、オリックス－阪神」（１５日、京セラドーム大阪）
阪神の育成ドラフト１位・小野寺暖外野手（２１）＝大商大＝がこの日初めて１軍に合流し、「９番・右翼」でいきなりスタメンに抜てきされた。
三回１死一塁で迎えた第１打席。オリックス先発・田嶋に対し、初球から積極的に振ってファウル。カウント２－２からの５球目に暴投で一走・陽川が二塁へ進み、得点圏とかわった。そして６球目、１２２キロスライダーをたたいた打球は三塁のグラブを弾く。結果は失策となったが、持ち味の鋭い打球を放ってみせた。
１死一、三塁となり上本の打席では一走・小野寺は一塁けん制に誘われ、飛び出してしまう。だが一、二塁間で挟まれる間に、三走・陽川が判断良く生還。ボールがホームに送られた際に小野寺も二塁へ進み、結果は“プロ初盗塁”という形になった。
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