斎藤工 黒澤明名作を「完全再現」コスプレ ブランコ姿でセレブと肩を並べる
俳優の斎藤工が5日、大阪市内でアンバサダーを務める「大阪コミコン 2024」で、渋すぎるコスプレを披露して会場をわかせた。
最終日に行われたコスプレコンテストの審査委員長を務めた斎藤は、白いハットに口ひげを付け、肩に雪が積もった黒いコート姿で登場。鎖の付いたブランコに乗って、「『生きる』の志村喬さんです。黒澤リスペクトです」と、黒澤明監督の映画「生きる」の中で、主演の志村喬が公園でブランコに乗りながら「ゴンドラの唄」を口ずさむ、名シーンを“完全再現”した。
初日の3日、コスプレに関して「ものすごい渋い、ニッチなものになる」と、予告していたが、その通りのチョイスに。「コミコンを通して、メード・イン・ジャパンへのリスペクトの思いが湧いてきて、こういう形になりました」と、このテーマを選んだ説明した。
開催期間中はアンバサダーとして、多くのセレブステージに登場し、会場内にも積極的に繰り出した。この日は歩数が「1万5000歩になった」といい、「本当に楽しませていただいた。今後も距離の近いコミコンになることを願っています」と、笑顔で話した。