2024年は大阪・梅田が変わる!巨大公園に新施設続々…一体何ができる?

2024年夏からJR大阪駅直結の複合施設「JPタワー大阪」や「イノゲート大阪」の開業、合わせて「うめきた2期地区開発プロジェクト」、都市型ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」など、開発が進められている大阪駅周辺。一体、どんな施設ができるの?

■ 地上39階・地下3階建て、今夏開業の「JPタワー大阪」日本郵政グループが手がけ、7月31日に開業を控えている「JPタワー大阪」。商業施設「KITTE大阪」が地下1階~6階に、6階の一部が劇場「SkyシアターMBS」に、11~27階はオフィス、29~38階にはホテル「大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション」が入る大型複合施設となる。

「KITTE大阪」地下1階の横丁ゾーン「うめよこ」には、九州各地の絶品が楽しめる「角打ち小野の離れ」など関西初出店の繁盛店が多数出店し、「大人のたまり場」を形成。 また、4~5階のレストランフロアには、日本初進出のシンガポール・チャイニーズ「東寶(ドン・バオ)」をはじめ、さまざまなシーンで使用できる店が集結し、カフェやスイーツ店など、計107店舗がオープン予定だ。

そのほか、2階には日本各地のアンテナショップ、3階には、「MADE IN JAPAN」のショップが揃う。

2024年3月に開業した「SkyシアターMBS」は、故・蜷川幸雄氏や劇団☆新感線など、多くの演劇人に愛されながらも、2016年に閉館した「シアターBRAVA!」の後継となる施設。客席数は最大約1300席と、演劇用ホールとしては大阪最大規模ながらも、2階最後列でも役者の顔が確認できるよう空間造りを工夫するなど、細かな配慮が行き届いている。

そのほか、同施設へのルートとしてJR大阪駅西側にできる西改札口からの直結通路(1階)、同駅連絡橋口改札から直通の屋根付き歩行者デッキ(2階)が新設された(2023年に開通)。大阪メトロ西梅田駅の地下通路ともつながり、地上・地下どちらからもアクセス可能に。

■ 全7駅13路線のマルチアクセス「イノゲート大阪」地上23階・地下1階建てで、呑みに特化したフロアや書店併設のカフェ、オフィスなどが入居する「イノゲート大阪」。開業は2024年の秋頃を予定し、地下の連絡通路では開発中の「うめきた2期地区」、1階ではJR大阪駅の新改札口(西口)とも直結し、全7駅13路線のマルチアクセスに対応する。

3~5階は飲食エリアとなっており、3階には近隣の「ルクア大阪」で人気を博すバルゾーン「バルチカ」の派生ブランド「バルチカ03」が入居。また、30代後半から50代の男性をメインターゲットとした「横丁ゾーン」も配置し、ワーカーが毎日通いたくなるような「サードプレイス」を目指すという。

6階は「蔦屋書店」を手掛ける「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(代表:増田宗昭)によるオフィスロビーとなり、オフィスフロアへの入口となる。書籍・文具・食雑貨、軽食類などもあり、シェアラウンジとしても利用も可能だ。7階から上は、18名から最大126名を収容する12室のミーティングスペース、3mの天井高を確保したオフィスなどが入居する。

■ 世界でも最大級規模となる「うめきた公園」誕生へ現在開発が進んでいる「グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発プロジェクト)」の一部先行まちびらきが9月6日に決定。

その対象は、ターミナル駅と直結する都市型公園として世界最大級規模となる「うめきた公園」の顔となる芝生広場・イベントスペースを含む南公園をはじめ、北公園の一部と、ホテルや商業施設が入る「北街区賃貸棟」、そして同エリア内の「グラングリーン大阪ショップ&レストラン」では合わせて19店舗が先行オープンする。

そのラインアップは、関西初出店のハワイの人気料理店「ISLAND STYLE CAFE & GRILL Koko Head cafe OSAKA」、窓から豊かな緑が望めるカフェ・レストラン「THE JACKSON GARDEN」、1909年創業の老舗書店「有隣堂」(代表:松信健太郎)が、コーヒーチェーン「TULLY’S COFFEE」とコラボした新業態など。

2025年春頃にオープン予定の「グラングリーン大阪ショップ&レストラン 南館」では、最先端の都市型ライフスタイルの先駆けとして、国際色豊かなレストランやショップが入店。関西最大級の都市型スパには天然温泉や、「うめきた公園」を見渡せるインフィニティプールが備わる。そのほか、グローバルメディア「Time Out」が監修する大規模フードマーケット「Time Out Market Osaka」もオープン予定だという。

2027年の全面開業に向けて、関西最高額・25億円の高級マンション、高級ホテルが続々と建設中の「グラングリーン大阪」。なかでも、都会の真ん中で紅葉や滝の水景が楽しめる「うめきた公園」は、1万人規模のイベントも開催できるほどの広大な敷地を持ち、新たな梅田のランドマークになることは間違いない。

■ 全面開業は2025年春、都市型ショッピングセンター全面開業を2025年春に予定している、都市型ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」。地上3階建てとなっており、物販、食物販、飲食、フードコートなど約20店舗が入居予定。全面開業の先立ち、2024年9月には既存大阪駅方面(ノースゲートビルディング)と接続する歩行者デッキが開通し、駅周辺の回遊性向上が期待される。

(Lmaga.jp)

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