多田野ポルノ同性愛出演を釈明

 大リーグ、インディアンス傘下のマイナーチームに所属している多田野数人投手(23)が27日(日本時間28日)、自らの過去を告白し、釈明した。立大時代、ポルノビデオに出演したことを、明かし、「たった一度の過ちだった」と話した。

 「たった一度の過ちだった」。多田野は立大時代に同性愛を描いたポルノビデオに出演したことを認め、こう釈明した。

 会見に応じたのは、多田野がポルノビデオに出演したとのうわさが、インディアンスの地元・クリーブランドなどでも広がったため。「チームメートに真実を知ってもらいたい」という思いからだった。

 多田野は「松坂世代」の一人。立大時代は、東京六大学リーグで通算20勝を挙げ、歴代5位タイとなる通算334奪三振をマークしている。早大・和田毅(現ダイエー)とはライバル的な存在で、02年のドラフトでは横浜への自由獲得枠での入団が濃厚だった。

 しかし、2001年にポルノビデオに出演していたことが一部週刊誌などで暴露された。右肩の故障もあり、横浜は指名を回避。多田野はリハビリを続け、肩が完治したことでインディアンスの入団テストを受け、マイナー契約を結んだ。今春はメジャーキャンプにも招待されており、チームでも活躍を期待される存在となっている。

 多田野は会見で「人間は誰しも一度はミスをする」と英文の声明を発表。「当時は若く、お金も必要だった。深く後悔している。二度と同じ間違いをすることはない」と語った。

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