大谷、憧れの斎藤との初対面に感激

 日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(18)=花巻東=が12日、千葉・鎌ケ谷市のファイターズタウンで新人合同自主トレ中、斎藤佑樹投手(24)と初対面を果たした。少年時代からの憧れの先輩に会うことができ、感激しきり。今後はプロとしての心得を佑ちゃんから学ぶことを明かした。

 練習の合間に、ロッカールームに立ち寄ると、憧れの先輩とばったり遭遇した。意を決して佑ちゃんにあいさつ。「大きいねえ」と声をかけられた大谷は「すごく緊張しました。あいさつできてよかった」と、笑顔で振り返った。

 佑ちゃんと田中(現楽天)の2006年夏の甲子園決勝(早実‐駒大苫小牧)の延長再試合は、当時小学6年だった大谷も鮮明に覚えている。「テレビで見ていてすごいなあと思いました。目標の選手がいてありがたかった(よかった)」と振り返る。チームメートとなり「斎藤さんにはピッチングのことや大舞台に強いところ、精神的なところを聞いてみたい」と目を輝かせた。

 この日はファン約400人が訪れる中、元気に練習した。真のスターになるために“持ってる男”からどん欲に吸収する。

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