オリックス連敗…打てんわずか1安打

 「オリックス1‐2楽天」(30日、京セラ)

 オリックスが打撃不振の泥沼から抜け出せない。チームの安打は、初回の駿太のソロ本塁打だけで、二回から延長十回まで、9イニング無安打。楽天4投手の前に“準ノーヒットノーラン”に抑え込まれた。

 「いずれにしてもヒット1本ではね。よくゲームになったな」と森脇監督。6月26日のロッテ戦では古谷にあわやノーヒットノーランという1安打完封負けを喫した。この楽天との3連戦でも計9安打4得点と、打線は湿りっぱなし。「6連戦でバテてるようじゃね」と嘆息する。

 連敗で借金は5月17日以来の「4」に膨らんだ。「我々は挑戦者なんだから、落ち込むことなんてない。何でも発奮材料にしていかないと」。努めて前を向いた指揮官は「次の1週間が大事になる。しっかり立て直す」と、自分に言い聞かせるように話した。

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