陽 猛打ショー!背番号1のすごいヤツ

 「ソフトバンク6‐7日本ハム」(1日、東京ド)

 日本ハム・陽岱鋼が、東京ドームを埋め尽くしたソフトバンクファンに存在感を見せつけた。29日から3試合連続の猛打賞をマークしたばかりか、同点の七回には2死満塁で、千賀から決勝点となる押し出し四球を選び、“敵地”をため息に包んだ。

 「鷹の祭典」と称された一戦は、紫の相手ユニホームが配布され完全アウェーとなったが、陽岱鋼が初回からこの空気をバットで切り裂いた。先発の山田から左前打で出塁し、先制のホームを踏むと、二回には無死二塁から右越えに適時二塁打。続く三回には、中前打で早々に猛打賞だ。

 2年連続出場が決まっている球宴では、栗山監督が19日の第1戦(札幌D)で陽岱鋼、中田、オリックス・糸井の3人の外野での先発起用を明言。陽岱鋼は「地元だし、MVPを狙いたい。自分の調子も上がってきたので、打撃だけじゃなくて、守備と足も見せたい」とアピールしていた。

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