オリ佐藤達、初球宴に「どこに座れば」
オリックスの佐藤達也投手(26)が1日、監督推薦での球宴初出場が決定した。晴れの夢舞台を前に、「本当に自分でいいんですかね」と“尻込み”。「どう見ても一般人だと思うんですけど」と、プロ2年目右腕は恐縮しきりだった。
成績は選出されるに十分に値する立派なものだ。ここまでチーム最多の33試合に登板して2勝20ホールド、防御率1・88。22ホールドポイントは両リーグトップ。それでも「自分ではいい投球だと思っていないので」と肩をすぼめる。
「ベンチのどこに座ればいいのか。ずっと立っとこうかな…」。どうにもネガティブ発言が止まらない。「変化球を投げたら、すごい(文句を)言われそう。ちゃんと直球を投げないと」。最速156キロを誇る快速セットアッパー。マウンドに上がれば一変する、はずだ。