全セ原監督が豪華新人リレーを予告
日本野球機構(NPB)は1日、「マツダオールスターゲーム2013」の監督選抜メンバーを発表した。セ・リーグからは阪神・藤浪、巨人・菅野、ヤクルト・小川、石山、DeNA・三嶋の新人5選手を選出。パ・リーグからもソフトバンク・千賀、ロッテ・西野の育成出身2選手や、西武・菊池が初選出されるなど、両軍ともフレッシュな顔ぶれとなった。特別枠「プラスワン」の選手は10日に発表され、セ・パ両チーム32選手が決定する。
球宴で全セの指揮を執る巨人・原監督が、20日の第2戦(神宮)でルーキーによる異例の豪華リレーを実現させる考えを示した。
セの新人王候補たちが同じ試合でパの猛者たちに挑み、バトンを渡す。夢舞台ならではの継投だ。先発は安定感抜群の菅野(巨人)。続いて“ライアン”こと小川(ヤクルト)が登板。そして3番手でマウンドに上がるのが剛腕ルーキーの藤浪(阪神)だ。
監督推薦で選出された3人が「六、七回(まで)いってもらえたら」とのプランを示した原監督。さらに監督選抜メンバーである石山(ヤクルト)、三嶋(DeNA)の両新人も20日に登板する可能性がある。
原監督は「(新人の)5投手が、この晴れの舞台でパ・リーグの強打者を相手にどんな投球をするのか、この歴史ある球宴での活躍をステップに、さらに大きく羽ばたいてくれることを期待しています」とコメント。実力を認めているからこそ大胆な構想を練った。
菅野、藤浪ら新人投手の夢の競演。異例の継投に大きな注目が集まりそうだ。