G阿部離脱か…右脇腹違和感で病院直行
「阪神2‐3巨人」(2日、甲子園)
緊急事態だった。巨人は2‐2の延長十一回に押し出し四球で勝ち越し。2位・阪神との直接対決3連戦第1ラウンドで先勝し、ゲーム差も3・5に広げた。だが素直には喜べない。大黒柱の阿部が負傷し、衝撃の途中交代となってしまった。
アクシデントに見舞われたのは、三回の守備だった。無死一塁。一走の鳥谷が二盗を狙い、二塁にスローイング。この際に右脇腹に違和感を感じた。四回の守備から交代。4番に高橋由を入れてしのぐドタバタぶりだった。
原監督は「今日に関してはそういう状況。(途中交代の)選択がベスト」と険しい表情で説明した。球団は「アイシング治療をした後、念のため病院で検査をします」と発表した。
大事な試合で主砲が途中交代し、試合中に病院に行くこと自体、軽傷ではないことをうかがわせた。秦バッテリーコーチは「本人は大丈夫、ということだった」としたが、「情報がないので分かりません」と心配そうな表情だった。
阿部は、今季も主将で4番で正捕手とまさに大黒柱を務めてきた。最悪、出場選手登録を抹消された場合、チームが大ピンチを迎えることは間違いない。「こちらでいろいろ、考えます」と川相ヘッドコーチ。患部の状態次第では、3日の第2ラウンドにも影響を及ぼす。チームに暗雲がたれこめてきた。