開幕から勝利の方程式に名を連ねたソフトバンク・岩崎が先発に再転向することが２日、わかった。チーム最多の３５試合に登板するなど、疲労の蓄積もあって６月は１１試合に投げて３試合で失点。高山投手コーチは「登板間隔をあけて投げた方がいい、と考えた」と説明した。先発登板日は３日に伝えるという。通算６勝１敗という相性のよさもあり、１０日の西武戦（西武ドーム）も候補とみられる。２軍で再調整中の森福を３日に昇格させ、現状の救援態勢は維持する。

　岩崎は今季、開幕ローテーション入りを目指していたが、春季キャンプ終盤に首脳陣から救援起用を通達された。先発へ向けた調整ともなった１日の日本ハム戦は２番手で二回から登板し、今季最長となる４回２／３で６安打３失点。スローカーブでストライクを奪うなど「いい練習にもなった」と手応えを口にした。