加藤コミの責任追及せず…オーナー会議
プロ野球のオーナー会議が10日、都内ホテルで行われた。統一球が極秘に変更されていた問題について、加藤良三コミッショナー(71)が12球団に謝罪。その上で「地位について恋々とする気は全くない」とコミッショナー職に固執していない意思も示したが、オーナー側から責任を追及する声は出なかった。
責任追及の“急先鋒”とみられていた楽天の三木谷オーナーも「(責任問題は)第三者委の結論を待ってから」と話すにとどめた。事実調査を行っている第三者委員会のメンバーも出席したが報告事項はなく、10分で退席。9月19日のオーナー会議までに最終報告をすることが伝えられた。
また、昨年のオーナー会議でも議題に上がった、コミッショナーの選任方法の明確化についても結論は出ず。9月のオーナー会議で再度、議論されることになった。