粘勝オリ最下位脱出!さあ借金返済だ
「ソフトバンク3‐4オリックス」(13日、ヤフオク)
オリックスがついに最下位を脱出した。五回、糸井の二塁打でまずは1点を先制。さらに満塁とし、バルディリスが「前の打席でやられたシンカーを狙った」と三塁線を破り、走者一掃の二塁打。この回4点を奪った。
投げては先発のマエストリが、荒れ球を武器に六回まで無安打投球。七回に初安打を浴びてから1点差に迫られたが、何とか逃げ切った。森脇監督は「しぶとさが加わりながら戦えている」と成長する選手の姿に目を細めた。この時期の順位には無関心な様子の指揮官だが、借金完済が懸かる14日の試合の重みは感じているようだ。「全員がプレッシャーを大いに感じて、かかっていかないと」と今季初の同一カード3連戦3連勝に狙いを定めた。