47歳11カ月・山本昌、最年長星更新
「中日1‐0巨人」(13日、ナゴド)
また球史に名を刻んだ。47歳11カ月の中日・山本昌が先発で5回1/3を投げて、5安打の無失点。昨年を上回る4勝目(1敗)を挙げ、自身が持つ最年長先発勝利のプロ野球記録47歳10カ月を更新した。40歳以上での勝利数は「38」となり、トップの工藤公康に並んだ。
「記録はついて回るから。まだシーズン中だし、投げられる試合は責任を取れるところまでいきたいね」。本調子ではなかったが、二回2死一、三塁で実松を見逃し三振。五回1死三塁で中井、長野を内野ゴロに仕留める投球術を見せた。六回1死満塁で交代。救援陣が完封リレーを完成した。
「後ろが頑張ってくれた。本当にありがたい。みんなが助けてくれた。みんなに感謝です。浅尾が帰ってきたし、ここから反撃といきたいね」。
8月11日には48歳になる。衰え知らずのオジサンは、これからも次々と記録を塗り替えていく。