三浦“大谷の半分”80キロ遅球を予告
目標は大型ルーキーの半分だ。オールスターに出場するDeNAの三浦大輔投手(39)が、“計測史上最遅”となる80キロの超スローカーブを投げることを予告した。MAX160キロを誇る日本ハム・大谷翔平投手(19)と投げ合う可能性もある中、年齢は約2倍だが、目指す球速は半分だ。
「予告しておきます。遅い球、投げますよ。目標は80キロ」。リーゼントの下に、ニヤリと笑顔をつくったハマの番長は「あれでストライクを取るのは、結構難しい。ちゃんと練習しました」。練習の合間に球宴仕様の球を習得してきた。
マウンドでは100%の力を披露する。「いろんな球種、変化球が使えるのが投球術だと思う。スピードボールはほかの選手に任せときゃいいですよ」。超遅球も含めて、投球術、駆け引きを駆使したプロの投球をファンに披露する思いだ。
昨年は第3戦に先発。大谷が160キロを計時した岩手県営野球場で、超遅球は計測不可能だった。「今回はしっかり計測してほしいですね」。「80キロ」の表示で、度肝を抜く。