オリ金子8勝目1000投球回飾った
「オリックス5‐1日本ハム」(24日、京セラ)
後半戦開幕を、貫禄の投球で白星に導いた。オリックス・金子が7回2/3を1失点で8勝目。「僕らは最下位ですから。どんどん勝っていくだけなんで」。反攻の旗手を務めたエースは、涼しい顔でそう言った。
前半戦最終戦の白星から中6日。「自分としてはいつも通りの感覚。(節目だからと)意識することはない」と話す。この試合には調整法を変え、ブルペン投球を行わなかった。これにも「ずっと投げてきているので、1回投げなかったからといって何も変わらない」。淡々とした口調で、あくまで自然体を強調する。
この試合で通算1000投球回に到達。「プロに入った時は達成できると思っていなかった。今となっては通過点だが、達成できた日に勝てたのは良かった」。控えめな笑顔で、喜びをかみしめていた。