M井口が日本通算1500安打「通過点」
「西武1‐4ロッテ」(24日、西武ド)
節目の記録を達成し、花束を受け取ったロッテ・井口はスタンドへ深々と一礼した。初回2死。十亀の直球を中前打。97年に初安打を放ってから日本球界在籍13年目、日本通算1500安打に到達した。
「後半、一発目の試合で打ててよかった。1500よりまだ先があって、一つの区切りで、通過点ですからね」。日米通算2000安打にも残り4本。ここで浮かれてはいられない。
後半初戦からエンジン全開。16日のソフトバンク戦で右ふくらはぎに死球を受け、17日は欠場。この日も出場が危ぶまれたが、きっちり間に合わせた。九回2死二塁でも中前へダメ押し適時打。いきなりの猛打賞で勝利に貢献した。球宴は足の状態もあり代打出場のみだったが、「若い選手と話して刺激をもらったんだ。頑張る」と言うベテランが、首位争いをする打線を引っ張る。