原監督怒りの決断!8失点宮国2軍降格
「巨人2-11広島」(25日、東京ド)
広島・キラのダメ押し2ランが飛び込んだバックスクリーンをただただ、にらみつけることしかできなかった。巨人・宮国が二回に打者一巡の猛攻を受け、1イニング8失点の大乱調。チームとしては昨年9月22日・ヤクルト戦以来の1イニング8失点を許し、2回でKOされた。
前回17日の阪神戦(甲子園)も3回5失点。試合後、原監督は2試合続けて背信投球した右腕の2軍降格を即断した。「実力至上主義でチームを編成している。次を与えることが、その言葉を励行しているとは思えないね」と指揮官。
最速148キロを記録するなど球威はあるが、走者を出してセットポジションになると別人になってしまう。川口投手総合コーチは「少しフォームチェンジしたが、それを操作できていない。ファームに行って、フォームを固定して、しっかり1軍に上がってくる方がいい」と将来を見据えた。
後続も打たれ、11失点の大敗。東京ドームでの2桁失点は3年ぶりだ。26日からは前回3タテされたナゴヤドームでの中日3連戦。切り替えて、巻き返すしかない。