マー君パ史上初の3カ月連続月間MVP
セ、パ両リーグは6日、7月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、パは楽天・田中将大投手(24)と西武・浅村栄斗内野手(22)、セは阪神・ランディ・メッセンジャー投手(31)と巨人・村田修一内野手(32)が選ばれた。田中はパでは初の3カ月連続受賞で、通算10度目はオリックス時代のイチロー(ヤンキース)に並び両リーグ最多となった。また、投手部門で阪神勢が3カ月連続で受賞するのは2003年5~7月以来3度目。
またひとつ記録をつくった。田中は7月、4試合に登板し4勝0敗、防御率0・77で、3カ月連続受賞はパ・リーグ史上初となった。「(7月の)2カ月連続(受賞)の時に『3カ月連続取れよ』と(周囲から)言われていたし、リーグ初ということでうれしいです」と白い歯を見せた。
自身は9日のソフトバンク戦先発が濃厚。プロ野球記録となる開幕から無傷の15連勝中で、次戦に新記録がかかる。「期待されているのもあるし、記録も承知の上ですけど、結局やることは一緒」と、目の前の打者に集中する考えを示した。