瀬戸内・山岡完封宣言「勢いつける」

 13年ぶり2度目の夏甲子園出場となった瀬戸内が13日、第4試合で明徳義塾(高知)との初戦に挑む。12日は大阪府の高槻萩谷総合公園で最終調整した。プロ注目の右腕・山岡泰輔投手(3年)は完封を宣言。自らの右腕でチームを初戦突破に導く構えだ。

 穏やかな表情ながら、その瞳は燃えていた。初戦に向け最後の調整を終えた山岡は、「チームに勢いをつけるために、0点に抑える投球をしたい」と完封宣言した。

 注意するのは立ち上がりだ。10日に浦和学院と仙台育英の試合を観戦。センバツ優勝投手の小島和哉投手(2年)が初回、制球を乱し5四死球などで6失点した。自身も広島大会では立ち上がりに課題を残していた。それだけに「初回の入りが大事になる。しっかりと投げたい」と気を引き締めた。

 広島大会の決勝戦は2試合で合計24回、293球を投げた。登板後は疲労回復を優先し、投球練習は控えてきた。ブルペン入りしたのは9日。その後、2日連続で投球練習し調整してきた。

 この日は実戦感覚を取り戻すため、志願してシート打撃に登板。50球を投げ「もう疲れはない。コンディションは最高。いい状態できている」と万全を強調した。

 憧れ続けてきた夢舞台・甲子園。「楽しみです」。快投を披露し全国の高校野球ファンに衝撃を与える構えだ。

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