ソフト岩崎、再生へ秋山監督と青空会談
ソフトバンク・秋山幸二監督(51)が、悩める右腕の再生に着手した。16日、帯広の森野球場で全体練習。グラウンドに姿を見せると投手陣が練習している外野へ直行。岩崎翔投手(24)としばらく話し込んだ。
今季の岩崎は中継ぎでスタートしたものの、不安定な先発ローテーションを立て直すため、球宴前に先発に再転向。7月10日の西武戦から5試合に登板したものの勝ち星なしの4敗を喫し、8月13日から再び中継ぎに回った。現在、先発の5試合を含めて9戦連続失点中。調整がうまくいかず悪循環に陥っている。
10分近い“会談”を終えた岩崎は「バランスとか、力の入れ方、抜き方とか、技術的な話をしてもらいました」と明かした。今後の起用法などについての内容はなかったものの、秋山監督の意図は伝わったようだ。「任されたところでしっかり投げられるように準備したい」と誓った。
チームは3連勝中も寺原、パディーヤ、大場が1軍から姿を消す非常事態。岩崎にかかる期待は大きい。勝負の夏から秋へ、ブルペンの再建が上位浮上のカギを握る。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
野球最新ニュース
もっとみる日本ハム 63年ぶり開幕3連勝 野村2打席連発に新庄監督“降参”「バツしてどうもすいませんでした」
ロッテ ボール消えて“珍”決勝点 王者ソフトバンク3連倒 19歳・木村がプロ初登板初勝利
巨人・石川 プロ初勝利 昨オフDeNA戦力外の左腕が5回0封 母校・横浜高Vの日に節目の一歩
オリックス・ラオウ お目覚め1号 4番以外打順シャッフル 期待に応えた「周りから認められるバッターに」
楽天・ドラ1宗山 プロ初マルチ 開幕3戦連続安打「先につながっていくいい試合になった」
DeNA・松尾“待ち望んでいた”プロ1号 攻守に躍動「気持ち良くダイヤモンドを回れた」
ソフトバンク 歴史に残るつまずき 37年ぶり開幕3試合3連敗 防具にボールが挟まり決勝点
巨人・マルティネスが移籍後初セーブ 八回大勢と新たな方程式 阿部監督「やっぱり安心感がある」