ロッテ1回2満弾で楽天に2・5差接近

 「ロッテ18‐1西武」(22日、QVC)

 ロッテが上昇気流に乗った。1イニング2満塁本塁打が飛び出すなど、今季最多18得点と打線が爆発。6カード連続の勝ち越しを決め、首位の楽天に2・5差に迫った。これ以上ない勝ち方に、伊東監督は「ビッグイニングをつくってくれ、楽に試合が見られた」とうなずいた。

 お祭り騒ぎは三回だ。1死満塁で井口が左翼席へ21号。さらに2死満塁で鈴木が左翼席へ5号。10年6月、日本ハム・小谷野と金子誠が記録して以来、3年ぶり5度目となる1イニング2満塁本塁打を成し遂げた。

 23日からは敵地で楽天との首位決戦。初戦は17勝無敗の田中との対決だ。井口は「マー君から、いかに点を取るか。1回のチャンスをものにしたい」と気合十分。鈴木はお立ち台で「必ず1位になって帰ってきます!」と気勢を上げた。

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