竜・山井8失点、最短1回2/3KO
「中日4-9阪神」(25日、ナゴド)
夏休み最後の日曜日、最後のナゴヤドーム。そんな試合が序盤にして壊れた。中日・山井が1回2/3で被安打8、与四球1の8失点。わずか38球で降板だ。今季最短KOとなった35歳右腕は唇をかみしめ、言葉を振り絞った。
「失投の連発だった。CSがかかっているのにチームに申し訳ない」。初回に2失点。二回は無死一、三塁からメッセンジャーと西岡を打ち取ったが、落ち着かない。今成に四球を与えて満塁。そこから鳥谷、マートン、新井貴のクリーンアップに3連打を浴びてKOされた。
「どないなっとんかね、あれは。第1ストライクをジャストミートされて、火の出るような当たりばっかりやった」と高木監督。ナゴヤドームでの阪神戦3連敗は2007年7月以来、6年ぶり2度目。借金16は最下位に沈んだ1997年以来、16年ぶりだ。