原G追いつき執念ドロー 1歩前進M18

 「巨人3‐3ヤクルト」(3日、富山)

 負けなかった。巨人は延長十二回を戦いドロー。2試合連続の引き分けだ。これぞ首位を独走するチームの執念。試合後の原監督は、さすがに疲労感を漂わせ「6安打か。よく3点取った」と話した。

 土壇場で試合を振り出しに戻した。2‐3の九回。2死満塁で代打矢野が左前に運び、1点を奪って同点とした。矢野は「このままでは終われないという気持ちでした」と振り返った。

 チームとしては、あくまでも勝利を目指した。2‐3の九回2死二塁。打席にバレンティンを迎えたが、ベンチは迷うことなく敬遠を指示した。指揮官は「勝つために試合をしている。戦っている」とその言葉に力を込めた。

 だからこそ初対戦の先発・徳山に苦しめられたことが歯がゆかった。五回2死まで無安打。結局、七回途中までわずか2安打だ。原監督は「何とか工夫してスターティングメンバーが攻略していかないといけませんね」と苦言も呈した。

 マジックは1つ減らして「18」とした。あくまでも妥協はせず、優勝に向かって前進する。

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