おかわり復帰適時打!西武8点圧勝
「ロッテ0‐8西武」(6日、QVC)
帰ってきた“おかわりくん”西武・中村が戦局を変えた。オフの左膝手術から復帰し、6番指名打者で即先発。三回2死一、三塁の第2打席でグライシンガーの初球、カットボールを左前へ運んだ。
復帰初安打が適時打。「うまく打てました」というコメントに後に「ありがとうございます」と続けた。直後の秋山が四球を選び、炭谷が満塁一掃の右中間二塁打。6点目を奪い、この回限りでグライシンガーを降板させた。
中村の6番は5年ぶり。試合前、渡辺監督との面談の中で「本来の4番はサンちゃん(中村)」と前置きがあって、4番浅村の好調さと、タイトル争いを尊重する旨を伝えられた。「分かってます」。そう返した。「クリ(栗山)と浅村が引っ張ってきた。サポートできるように」と誓った。中村の戻った打線が8点を奪い、投手陣は無失点の継投で圧勝。5割に復帰した。