仙さん明るくねぎらう…教え子桧山引退
阪神の桧山進次郎外野手(44)が7日、兵庫県西宮市内のホテルで会見し、今季限りでの現役引退を表明した。
かつての教え子である桧山の引退に、楽天・星野監督は明るくねぎらいの言葉を並べた。試合前練習中に「今朝電話あった」と引退の報告を受けたことを明かし、「44だろ?やりすぎだよ」と、ジョークを飛ばして周囲を笑わせた。
自身が阪神指揮官だった2003年、4番打者を務めるなど優勝に貢献してくれた。「いいところで打ってた」。その後は代打としても、阪神を支えてきた。「一振りにかけるのは大変。5回託して1回も打てないとかだったらだめだけど、結果を出し続けるのはね」と44歳まで現役を貫いたことを褒めた。今後については指導者についての適性を認めつつ「一度外から見てみるのもいい」。金本知憲氏の引退時と同様に、野球評論家として、見識を深める重要性も説いていた。