21連勝のマー君、他の競技の連勝は…
「楽天6‐2オリックス」(13日、K宮城)
楽天の田中将大投手(24)が、同一シーズン21連勝の日本新記録を達成。1957年の稲尾和久(西鉄)に並んでいたシーズン最多連勝記録の20連勝を56年ぶりに塗り替えた。昨シーズンから25連勝とし、自らの連勝記録を更新。2008年に岩隈(現マリナーズ)がつくったシーズン21勝の球団記録にも並んだ。他の競技の連勝記録は以下の通り。
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メジャーの連続シーズン連勝記録はカール・ハッベル(ジャイアンツ)が1936~37年にマークした24連勝。田中は25連勝で数字上はメジャー記録を上回ったことになる。
ほかの競技の連勝記録を見ると、サッカーのJ1では1998~99年の鹿島がつくった16連勝、大相撲では36~39年に横綱双葉山が達成した69連勝が最多。ボクシングの世界王座防衛では、76年に王座に就き、77~80年にかけてWBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高がつくった13連続防衛が日本記録。
競馬のJRA所属馬では、G1連勝記録はシンザン、テイエムオペラオーの6連勝、重賞ならスマートファルコンの9連勝。重賞に限らなければトサミドリなど4頭が11連勝を記録している。
アマチュアスポーツでは、柔道のロサンゼルス五輪金メダリスト・山下泰裕が持つ203連勝、レスリングは吉田沙保里の公式戦119連勝、東京五輪・金メダルの渡辺長武の189連勝、「霊長類最強」のアレクサンドル・カレリンの約13年無敗などがある。