“崖っぷち”キヨシ「目先の1勝」だゼ
DeNA・中畑清監督(59)が13日、ナゴヤ球場で不振の荒波翔外野手(27)に熱血指導を行った。1時間以上も付きっきりとなり「始動を早く!トップの形を早く作れ!」と、身ぶり手ぶりを交えて助言を送った。
荒波はここ5試合の打率・176。3タテを食らった前カードの巨人戦でも大ブレーキとなった。それでも、指揮官の荒波に対する期待は大きく「今日の形なら、明日は打てる」とうなずいた。
CS圏内の3位・広島とは5ゲーム差。加えて14日の中日戦はブランコが右太ももの張り、モーガンが左膝打撲の影響で出場が微妙だ。チーム状況は厳しいが、中畑監督は「目先の1勝に向けて力を出し切る」と決意。荒波は「期待されていると考えてがんばりたい」と、指揮官の熱意に応えることを誓った。