森脇監督が糸井に厳命「最低40盗塁」
「楽天(中止)オリックス」(15日、K宮城)
オリックスの糸井嘉男外野手(32)が15日、森脇監督から「40盗塁」を厳命された。現在リーグ3位の29盗塁で、自己最多31盗塁の更新は目前だ。それでも指揮官は物足りないと言わんばかりに、「最低40盗塁」ときっぱり。残り19試合で11個以上の上積みを求めた。
盗塁だけではない。打率・307、14本塁打、52打点はそれぞれ自己ベストの打率・319、15本塁打、64打点に迫る。これにも森脇監督は「あれだけの能力があるんだから、備えを1つ加えることで数字は伸びる。まだまだ伸びしろがある」と話し、「もう一回り大きくなった姿を見せてほしい」と期待をかけた。
この日は試合が雨天中止となり、室内で練習を行った糸井は「40盗塁?無理でしょ」と苦笑い。思わず音を上げた超人だが、最下位のチームをけん引するべく、必ずやノルマを達成するはずだ。