中畑De振り向けばヤと3差 最下位危機
「DeNA4‐5ヤクルト」(18日、横浜)
CS争いをしていたはずが、DeNAは振り向けば3ゲーム差に最下位ヤクルト。5年間続けて居座ったポジションが、背後に迫り寄る緊急事態となった。目下の敵に痛い連敗。中畑監督は「あした勝っておかないとまずい。悪い流れを作る。1年間の努力が無駄になる」と危機感を募らせた。
飛車角抜きで挑まざるを得なかった。ブランコ、モーガンの主軸2人が故障でスタメン落ち。破壊力を欠く打線に、逆転されると再逆転する力はなかった。「2人に頼った部分が多分にある。彼らの存在の大きさを感じた」と振り返った。
ブランコはこの日病院で検査し、右大腿二頭筋の張りという診断結果。「土曜には万全で復帰できる」とし、19日の欠場を表明した。正念場の戦いは、主砲抜き。指揮官は「残りの試合、頑張るしかない」と一戦必勝を誓った。