快挙だぜ!De4年ぶりカード勝ち越し
「DeNA3-2ヤクルト」(19日、横浜)
チームにとっては、記念すべき1勝と言えるのかもしれない。DeNAは決死の継投策の末、1点差で逃げ切り。今季のヤクルト戦13勝目とし、勝ち越しが確定。セ・リーグ球団相手のカード勝ち越しは09年のヤクルト戦以来で、実に4年ぶりの“快挙”となった。
「ウチが目指しているモノ。少しずつステップアップしていったらいい。喜びを感じるけど、まだ(勝ち越せる)他のカードもある」。中畑監督は手応えを口にした。
敗れれば最下位と2ゲーム差という背水の陣だった。「総力戦だった。勝つための継投で執念を見せられた」。先発ソトを六回2死走者なしで交代し、なりふり構わず投手をつぎ込んだ。八、九回はともに一、二塁でバレンティンを迎えたが、八回は山口、九回はソーサが三振に仕留めた。「ファンと喜べるゲーム」。5年間の定位置だった最下位脱出に、光が差した。